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こどもへの受動喫煙の影響について

ページID:0001735 更新日:2023年12月4日更新 印刷ページ表示

喫煙による周囲への影響

 たばこの煙には、喫煙により吸い口から直接吸い込まれる「主流煙」とたばこの先から立ち上る「副流煙」、さらに喫煙者が吐き出した「呼出煙」に分けられます。
 主流煙はフィルターを通ることにより有害物質の一部が取り除かれますが、副流煙はフィルターを通らないため主流煙の何倍もの有害物質が含まれています。ニコチンは主流煙の2.8倍、タールは3.4倍、一酸化炭素は4.7倍、アンモニアにいたっては46倍にもなると言われています。実は喫煙者本人が吸っている煙よりも、周囲の人が吸わされている煙の方が有害なのです。​

受動喫煙はSids(乳幼児突然死症候群)の主要原因です

 それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまう乳幼児突然死症候群(Sids)という病気があります。

 このSidsの発症には、たばこが大きくかかわっているといわれ、両親がともに吸わない場合に比べ、親の一人が吸うとSidsのリスクは1.6倍、両親が吸うと4.7倍高まるとされています。

 たばこの影響によるSidsの発症を防ぐためには、周囲の人の協力が絶対に不可欠です。

 家族の妊娠がわかった段階で、パートナーや家族も禁煙し、赤ちゃんを受け入れる環境をつくりましょう。

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